字が汚いコンプレックスがあります。直せるのかな。字が汚いコンプレックスの直し方を知りたい
みなさんの中には、字が汚いコンプレックスを持たれている人も多いと思います。
確かに職場で字が汚い人と思われたくないし、印象も悪そう。
でも、直したいと思っても、どうやって字を汚いのを直す方法が分からない。。。
そこで、このコラムでは字が汚いコンプレックスを直す方法を紹介します。
書道8段・ペン字8段の書道家・書道教室を開講中
夫婦円満・2人の子供を子育て中。美文字を書きたい人への悩みに全力でサポートします!
当サイト「樹々のペン字」では、汚い字を綺麗な字にしたい!美文字を書きたい!と思っている方へ向けてお伝えしています。
現在、書道教室を開講しつつ、書道家としても活動しています。
(活動歴)看板文字・ポスター・ウェルカムボード・年賀状、手紙代筆・メニュー表etc.
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字が汚いコンプレックスの特徴
字が汚いコンプレックスを持つ人の特徴は、下記のとおりです。
- 自信がなく文字を小さく書いてしまう
- 正しいペンの持ち方が出来ていない
- 自分の書く字に癖や特徴がある
上記の理由でわかったことは、自分の文字に癖があるので自信がなく小さく早く書いてしまうこと。
しかも、そもそも正しいペンの持ち方が出来ていないとキレイな線が書けるはずがありません。
上記でお伝えした3つの理由が、汚い字にコンプレックスを持つ結果につながっていることを残念ながらみなさんは気づかれていないのです。
字が汚いコンプレックスの直し方
では、字が汚いコンプレックスを直す方法はあるのでしょうか。はい。もちろんあります。
上記のとおり、文字にコンプレックスがある方には、先ほどの「字が汚いコンプレックスを持つ人の共通点」を解決すればいいのです。
字が汚いコンプレックスを直す方法は、下記のとおりです。
- キレイな字を書くコツを知る
- 正しいペンの持ち方を知る
- 自分の字の癖や特徴を知って正す
これらを克服すれば自然と「字が汚いコンプレックス」から抜け出すことができます。
キレイな字を書くコツを知る
文字を小さく書いてしまう方の中には、文字に自信がないことから小さく書いてしまいがち。
しかし、この小さい文字を書いてしまう方はキレイな字を書くコツを知るだけで改善できるので、そのままでは勿体ないです!!
キレイな文字を書くコツは、下記のとおりです。
- 文字がやや右上がりになるように意識する
- とめ・はね・はらいを意識して丁寧に
これらを意識して、ゆっくり丁寧に書いてみて下さい。すると、ほとんどの方の文字に変化が表れるはずです。
正しいペンの持ち方を知る
ペンの正しい持ち方は、下記の通りです。
- ペン先を下に2㎝くらい上で親指と人差し指の2本でペンを挟みます
- ペンを寝かせて下から中指を添えます
- 親指・人差し指・中指でペンを三角形になるように挟みます(3本の指の間にペンを通すようなイメージ)
- ボールペンの角度は紙に対して約60°~90°の位置がで書くのが理想です
筆記具の種類により、筆圧のかけ方がかわるため持つ角度が変わります。
ちなみにシャープペンシルの角度は55°~60°、万年筆の角度は45°~60°が推奨されています。
この4つを意識し、キレイな文字を書くコツを掴んでみましょう。
自分の字の癖や特徴を知って正す
幼少期からの癖がそのまま残っているので、自分の文字に癖がある方はたくさんおられます。
実は、キレイな文字を書く人でも癖はあります。そのため、その癖が良いのか悪いのかは自分では分かりません。
まずは簡単に線の入ったマス目に文字を書いて、上下左右のバランスを客観視してみること。さらに、書いた字を他の人に見てもらうことです。
ただ、そもそも汚い字にコンプレックスがあるのに他の人に見てもらうなんて、、、という人も。
さらに、字のクセは長年の蓄積なので、そう簡単には直りません。
実は、キレイな文字を書くには書道教室などで直接教えてもらうのが一番です。
ただ、「近くに教室がない」や「通う時間がない」など難しい面もありますよね。
そのような時には、ボールペンの通信講座を検討してみるのも方法の一つです。
ボールペンの通信講座はどれがいいのかは、下記のコラムを参考にしてみてくださいね。
詳細は【ボールペン字講座はコレ!】書道8段おすすめの通信講座5選でお伝えしています。
【解説】綺麗な字と汚い字の違い
みなさんが綺麗だと思う字は「読みやすい」や「整っている」を想像される方も多いと思います。
では、一般的に美文字と呼ばれる字とはどのようなものを意味するのでしょうか。
綺麗な字の特徴
一般的に美文字と呼ばれているのは、下記の3つのポイントを抑えている字を意味しています。
- バランスが取れている
- 字にメリハリがある(ハネ・ハライ・トメ)
- 字の個性が分かる
美しい字といっても同じ字とは限らず、バランスやメリハリがある上に個性がある字を指しています。
そのため、個性をなくして機械的にお手本を真似て書けば美文字になるというわけではないので誤解しないようにしましょう。
本来の美文字は、見た瞬間に何か違うと思うような字です。機械的な字では味がでません。
なお、字が汚い人と字が綺麗な人の性格の違いについては、下記のコラムでもお伝えしています。
では、一方で汚い字というのは、どのような字を意味しているのでしょうか。
汚い字の特徴
一般的に汚い字と呼ばれている字の特徴は、下記のとおりです。
- バランスが悪く空白がまばら
- 子どもっぽい字になっている
- 全体的や部分的に字が小さい
- 字が丸くなっている
- 字が斜めになっている
- 字が角ばっている
汚い字というのは、バランスが悪く、いかにも急いで書いた字のようなものを意味しています。
上記で紹介した汚い字の特徴は、個性があるとも言えますが、多くの方が書くのは「クセ字」です。読めないわけではないですが、自分だけが見て分かる字のことですね。
一方、「個性のある字」というのは、バランスが整っているものの、ハネやハライが大きい、決して綺麗ではないけど味わいがある字を意味しています。
まずは、ハネ・ハライ・トメを意識するだけでも美しい字に見えます。
汚い字を直したい時のよくある質問
汚い字を直したい時のよくある質問をまとめてみました。
字が汚いのはすぐ直る?
字が汚いのは、すぐ直りません。1日10分ぐらいの練習でも約1~2ヶ月はかかる覚悟が必要です。
汚い字は子どもの時に直すべき?
汚い字は子どもの時に直しておくべきです。理由は、クセがまだついてないことが多いこと。さらに、一生使えるスキルとなります。
字が汚いコンプレックスの直し方まとめ
今回のコラムでは「【書道8段が解説】直せる?字が汚いコンプレックスの直し方」をご紹介しました。
字が汚いコンプレックスを持つ人の共通点は、下記のとおりです。
- 自信がなく文字を小さく書いてしまう
- 正しいペンの持ち方が出来ていない
- 自分の書く字に癖や特徴がある
上記の解決法は、下記のとおりです。
- キレイな字を書くコツを知る
- 正しいペンの持ち方を知る
- 自分の字の癖や特徴を知って正す
自分の汚い字にコンプレックスを持たれている人は、まずは他の人に癖や特徴を指摘してもらうことです。
もし、他の人に見せるのが恥ずかしいなら、書道教室や通信講座を利用して字の専門家に見てもらうようにしましょう。