日ペンの終了後は何をしよう。ペンの光で資格を取れるのかな
ペン字の級位や段位を取りたいと思ったら作品として出品するのが競書誌。
そのなかでも、日本ペン習字研究会が発行しているのが「ペンの光」です。
ただ、競書誌は色々な協会が主催・発行しているので、どれがいいか分かりくいですよね。
そこで、このコラムではペン字の段や級を取得したい人向けにペンの光について紹介します。
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なお、日ペンは【ボールペン字講座はコレ!】書道8段おすすめの通信講座5選に選んでいます。
日ペン修了後に挑戦したい「ペンの光」
日ペン修了後にやりたい「ペンの光」とは、ペン習字上達のための書道の専門誌「競書誌」です。
掲載された手本を元に、毎月決まった課題を練習して清書した作品の優劣によって段級位を認定されます。
その中でも「ペンの光」は、硬筆書写検定試験にも役立つ内容など8つの部門から自由に選んで練習して出品することができます。
その「ペンの光」の特徴は、下記のとおりです。
- 課題提出で段・級位が取れる
- 講習会や展覧会がある
- 日ペン習字研究会が主催
課題提出で段・級位が取れる
ボーペン字講座などでは取ることができない段位や級位を取ることができるのが、競書誌です。
競書誌といっても数多くありますが、その中でも日本技能検定協会連合会が推薦している硬筆書写検定受験指導誌が「ペンの光」です。
しかも、文部科学省・全国都道府県教育委員会が後援しているので、この段級の認定は実力の証にもなります。
講習会や展覧会がある
ペンの光を運営する日本書道学院では、北海道・東北・東京・名古屋・福岡・四国など各地で毎年それぞれ年1~2回講習会を開催しています。
費用は8,250円(昼食代含む)とかかりますが、自分の作品の添削も先生から直接受けられるので段級を目指しているなら参加してみるのも方法のひとつですね。
その他にも展覧会も開催されているので、自分の成果を出品して評価を受けることもできます。
日ペン習字研究会が主催
段級認定ができる「ペンの光」は、講座を提供している日ペン習字研究会が主催しています。
他のペン字講座を受講してから出品することも可能ですが、日ペンのボールペン習字講座は「行書」に近い字を学ぶことができます。
段や級を目指すのであれば、実用的な字だけでなく流れるような字も学ぶ必要があります。その点でも、日ペンは適しています。
段や級を目指すのであれば、まずは基礎を終えてから挑戦するほうがいいですね。
そこで利用したいのが、日ペンのボールペン習字講座。修了後に、さらに段や級の取得を目指しやすくなります。
硬筆書写検定1級から4級の内容を準拠している日ペンで基礎を身に付けましょう。
では、実際にペンの光を利用している方の意見を調査してみました。
日ペン後はペンの光がいい?口コミ調査
日ペンの修了後にペンの光を始めているのか、SNS上の口コミを調べてみました。
口コミを調査してみると、日ペンの最終課題を出したらペンの光をやりたいという意見が多く見つかりました。
これで日ペンを終えたら硬筆書写生検定を受験する前に、ペンの光を利用している方も多いのが分かりました。
では、どのように始めればいいのでしょうか。次に、申し込み方法をお伝えします。
ペンの光の料金・発行日・申し込み方法
「ペンの光」の料金や発行日は、下記のとおりです。
ペンの光の料金
ペンの光の料金は、月額900円(税込)です。但し、申し込みは半年か1年単位となります(半年5,400円/1年11,700円)。
ペンの光の発行日
ペンの光の発行日は、毎月20日発行で自宅にお届けされます。
ペンの光の申し込み方法
ペンの光の申し込みは、日本ペン習字研究会から申し込みができます。詳細は、公式ページをご覧くださいね。
ただ、いきなりペンの光を始めるのは難しいので、そこは日ペンを修了させて基礎スキルを磨きましょう。
日ペンを修了させて基礎スキルを磨く!
いきなり「ペンの光」を独学で始めることもできますが、そこは日ペンのボールペン習字講座で基礎的な力をつけてからがおすすめです。
SNS上でも下記のような意見が目立ちます。
上記の意見のように、いきなりペンの光を始めるよりも基礎的な力をつけるほうが成果が出やすいですね。
まずは、日ペンの修了後に「ペンの光」に挑戦することをおすすめします。
さらに、日ペンの口コミや評判を知りたい方は、下記のコラムを参考にしてみてくださいね。
最後に、どのような講座が興味を持った人向けに概要をお伝えしておきます。
日ペンのボールペン習字講座の概要
提供機関 | がくぶん |
講座名 | ボールペン習字講座 |
料金(税込) | 29,800円 (17回分割:1,900円※初回:2,186円) 総額32,586円 |
テキスト | 7巻 |
副教材 | 動画DVDなど |
添削回数 | 12回 |
学習期間 | 標準6ヶ月(その後6ヶ月まで延長可) |
受講者数 | 100万人以上 |
特典 | デスクボールペン |
公式サイト | https://www.gakubun.net |
ボールペン字講座を選ぶ上で大切なのが、書風が自分に合っているかどうか。
日ペンの講座の書風は下記のとおりです。やわらかい字体になっています。
どちらかというと、手紙や葉書、朝活書写を書くことが多い人に合っていますね。
これで日ペンの書風もわかった。じゃあ取り寄せてみようと思ったら、公式サイトから申し込みをしてみましょう。
さらに、日ペンのボールペン習字講座を受講してもらえる特典をご紹介します。
現在の日ペンの特典は、こちらの「デスクボールペン」です。
製品名 | デスクボールペン |
種類 | 油性ボールペン |
ボール径 | 0.7mm |
インキ | 油性インキ |
替え芯 | BPRF-6F-B |
実際にデスクボールペンで字を書いてみましたが、非常に書きやすく感じました。
そして、さらに侮れないのが「ソフト下敷き」です。日ペンの講座を申し込むと付いてきます。
みなさんの中には、小学生の時に使っていた団扇にもなるハード型の下敷きはご存知の方も多いのではないでしょうか。
実は、ペン字では透明のソフト下敷きがあるほうが字が書きやすくなります。雑誌なんかを下に敷いて書くより使いやすいでしょう。
さらに「硬筆新辞典」です。こちらも日ペンの講座を申し込むと送られてきます。
こちらの辞典は、頑張って卒業した後に役立つはずです。実際に、この辞典だけで数千円もするので、それだけでも十分な価値があります。
少しだけ中身をお見せると、下記のように色々な字のパターンが掲載されています。
楷書と行書、さらに書き順まで掲載されているので、とても役立ちます。
今まで紹介した内容を考慮すると、日ペンのボールペン字講座がおすすめな人は下記のとおりです。
硬筆検定に準拠している講座を選ぶなら、日ペンのボールペン習字講座で決まり!
さらに、もし日ペンとユーキャンを比較したい人は、下記のコラムを参考にしてくださいね。
まとめ
今回のコラムでは「【日ペンの終了後はコレ!】ペンの光で修了後に資格を目指す」を紹介しました。
日ペンなどのボールペン字講座を修了したら、次に目指すべきは段級の認定です。
認定を目指すなら競書誌に出品することが一般的ですが、そのなかでも有名で人気がある「ペンの光」を利用しましょう。
ただ、ペン字の基礎が出来てないまま出品しても意味ないので、そこは日ペンのボールペン習字講座で学んでから挑戦するのがおすすめです。
なお、日ペンが続かないかもと思われている人は、下記のコラムを参考にしてくださいね。