字が上手くなる方法はカタツムリを書くべき理由について知りたい人向けです。
字が上手になる方法の一つに、カタツムリを書くことなのをご存知でしょうか。
みなさんの多くの方は、あのカタツムリ?と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
では、なぜ字が上手くなる方法がカタツムリを書くことなのでしょうか。
実は「運筆」と呼ばれる字を書くための準備運動をするのとしないのとでは字に違いが出ます。その準備運動にカタツムリを書くと良いのです。
そこで、今回は「【字が上手くなる方法はカタツムリ?】美文字は下地作りが大切」をご紹介します。
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字が上手くなる方法がカタツムリな理由
字が上手くなる方法が、なぜカタツムリなのでしょうか。
それは、カタツムリを書くことにより、美文字の基本であるキレイな正しい線を書くトレーニングに繋がるからです。
文字を書くのが苦手な方の中には、まっすぐな線が書けない、バランスがとれないなどで悩まれている方が多くおられます。
そこで、このカタツムリの練習方法で何度もカタツムリを書くことにより、キレイな線を書くコツを掴んでいきます。
カタツムリを書いて美文字になれるなら、たくさん書いてみたくなりますよね。
運筆の基本になるカタツムリの書き方
では、まず文字が上手くなるための基本のカタツムリを書いてみましょう。
カタツムリの渦巻きは「等間隔」を意識して書きましょう。
といつつ、均等に書くのは私でも大変なんです。
このように何度も均等に書く練習することで段々とペンがスムーズに動かすようにできます。諦めずに続けましょう!
運筆は、運動の前のストレッチようなもの。字を書く前に簡単でいいので、カタツムリを書いてみましょう。
これで、カタツムリの書き方は分かった。じゃあ、次は?という人のために、実際にどのような運筆トレーニングがあるかをお伝えしておきますね。
運筆トレーニング①ジグザグ・曲線・直線
運筆トレーニング②トメ・ハネ・ハライ
線の書き出しは斜め45度を1画目と考えて書き始めると、大人っぽい、しっかりとした文字が書けます。運筆と合わせて練習してみしましょう。
次は平仮名です。「あ」を例に書き方のポイントを次にお伝えします。
運筆トレーニング③ひらがな「あ」
運筆の基本のカタツムリが上手に書けるようになると、次は平仮名の「あ」です。
「あ」は色々な曲線を書く必要があるので、平仮名を練習する上ではポイントになる字ですね。
なかには「あ」ひとつでもこれだけ注意点があるのは大変!と思われた人もいるかもしれません。美文字を書くということは意外と時間がかかることなのです。
これを独学で学ぼうと思うとなぞるだけでは学習することは難しいので、添削をしてもらうことが美文字への近道になります。
次は、漢字の基本となる「永」の字をみてみましょう。
運筆トレーニング④漢字「永」
次は漢字の「永」の字です。
『永字八法(えいじはっぽう)』と呼ばれ、ペン字や書道に必要な基本となる技法(基本点画)の8種類が全て含まれている言葉です。
技法の8種類は、下記のとおりです。
- 側(そく) : 点
- 勒(ろく) : 横画
- 弩(ど) : 縦画
- 趯(てき) : はね
- 策(さく) : 右上がり
- 掠(りゃく): 左はらい
- 啄(たく) : 左はらい
- 磔(たく) : 右はらい
それでは、基本の「永」の書き方をお伝えしますね。
美文字のポイントは、こちらも添削を繰り返してもらうことで”注意点を記憶する”ことが大切です。
実は、これからの運筆トレーニングは、次のボールペン字講座でも習いますよ。
美文字の始めは運筆トレーニングから!
美文字の下地作りは、運筆と呼ばれるペンの運び方のトレーニングが大切です。
こういった運筆のトレーニングは、ボールペン字講座でも行われているんですよ。
ユーキャンの実用ボールペン字講座や日ペンのボールペン習字講座に興味を持たれた方は、下記の公式サイトをご確認くださいね。
なお、おすすめのボールペン字講座は下記のコラムで紹介しています。
まとめ
今回のコラムでは「【字が上手くなる方法はカタツムリ?】美文字の下地作りが大切」をご紹介しました。
字が上手になるには、まずは美文字の下地作りが大切です。そのために、曲線を上手に書く練習として「カタツムリ」を書いてみましょう。
意外とカタツムリの丸線を均等に書くのは難しいと感じた方も多いのではないのでしょうか。
字が上手になるということは字の練習よりも、まずペンの走らせ方を練習してみましょう。